当院について

ごあいさつ
当院は、2000年4月に開業した犬猫を対象とした動物病院です。
岐阜市日野を中心に、琴塚、長森、岩田坂、芥見など岐阜市東部エリアにお住まいの方や
各務原市那加桐野町、琴ヶ丘、尾崎団地など各務原市北西部エリアにお住まいの方に、多くご利用いただいています。
また、歯科診療には他院からのご紹介や、県外からの来院、歯科セミナーの講師依頼もあり信頼を得ています。

院長 津田 卓二
- 1968年1月生まれ(S43年)
- 日本大学 1992卒, 獣医師免許取得(H4年)
- 日野どうぶつ病院 2000年4月開業 岐阜市
- 日本小動物歯科研究会レベル1~4, 2005~2006修了
- AO Small Animal principles course, 2008修了
- AO Small Animal advances course, 2010修了
- Improve International Dentistry & Oral Surgery course, 2017~2018修了
- ISVPS (ESVPS) GPCert Small Animal Dentistry and Oral Surgery, 2019取得
- 弘岡秀明歯周病コース, 2023〜2024修了
- エムドゲインコース, 2024修了
病院概要
病院名 | 日野どうぶつ病院 |
住所 | 〒500-8212 岐阜県岐阜市日野南7−6−13 |
電話 | 058-249-6090 |
診療時間 | 午前 9:00〜11:30 午後 手術時間のため診療は原則行なっておりません |
院長 | 津田 卓二 |
診療案内
詳しい手術の内容はブログ、歯科診療の流れはこちらに掲載させて頂いております。

歯科・口腔外科について
口腔内検査、歯科レントゲン検査、抜歯、歯周外科、MTAを用いた歯内療法(抜随根充、ヘミセクション法)、
矯正学的治療(受動的)、顎切除、オーラルケア指導、生活歯髄切断法を行います。
骨折手術
プレートとスクリューによる内固定、髄内ピン、創外固定 等
前十字靭帯断裂
TPLO
一般外科・予防・検診
健康診断
異常が無くても、定期的な来院をお勧めしています。
体重測定だけなら無料です。
各種予防
混合ワクチン、狂犬病ワクチン、フィラリア予防、
ノミダニ駆除
一般外科
去勢、避妊手術、腫瘍切除、子宮蓄膿症等、
胃腸の異物除去、膀胱結石除去、横隔膜ヘルニア 等
院内検査
血液検査(血球計算、生化学検査)、尿検査、
レントゲン検査(デジタル)、超音波検査、
歯科レントゲン検査(デジタル)、細胞診 等



歯科、整形外科分野では他院からの相談や紹介も引き受けています。

当院の得意分野として、骨折治療や前十字靭帯断裂に対する外科手術、3歳以上の犬猫の8割が罹患しているといわれる歯周病等の治療を行う口腔外科といった分野があります。
特にこれらの分野においては、より良い治療を提供できるよう高い意識を持って学会や実習等に積極的に参加し、治療にフィードバックしています。県外からも来院され、他院からの相談や紹介も頂いています。困ったことがあれば、お気軽にご相談ください。
設備案内
血液検査機(血球計算、生化学検査)/尿検査/一般レントゲン検査(デジタル式)/
口腔内レントゲン検査/歯科ユニット・光重合/整形用マイクロエンジン





歯科カルテ
当院では、このような歯科カルテを利用しています。
犬と猫は、人と同様に歯周病罹患率が高いので、歯科治療の際には人と同様にルーティンで歯肉溝深さの測定や歯科レントゲン検査を実施し、この歯科カルテに記載し、治療内容記入をしています。
どのような根拠をもとに、どのような治療をしたのかがわかりやすくなっており、お迎えの時にはコピーをお渡しし、今後に活かしていただけます。

歯科ユニット
超音波スケーラー、マイクロエンジン、タービン、スリーウェイシリンジ、バキュームがセットになっています。
これ一台で歯や骨の切削や研磨、歯石除去、口腔内の洗浄や乾燥をとても効率よく行うことができ、抜歯や歯冠修復など多くの歯科口腔外科手術が可能です。
人用のものを使っており、パワフルで性能も良く、結果的に麻酔が必要な動物のお口の治療の時間短縮につながります。
準備や片付けも効率よく行えます。

マクロフラッシュと一眼レンズ
麻酔下での口腔内検査・処置時だけでなく、覚醒状態での口腔内検査で威力を発揮します。
高性能の一眼レフカメラによって、じっとできない動物の口腔内の状態を飼い主さんと共有することができます。
多くの問題が起きている口の中を一緒に見てみましょう。

医療用モニター
飼い主さんに綺麗な写真とレントゲンを見てもらうために、医療用モニターを設置しています。
多くの方がペットのお口の中をまじまじと見たことはありません。写真が撮れたら、綺麗な画像でご覧いただけます。
お口の写真は、iphoneやipadにはairdropでお渡しできます。
そうでない方には、USBメモリーを持参していただければ、コピーしてお持ち帰りいただけます。

口腔内歯科レントゲンセンサー
モデルに挟んであるのものがレントゲンセンサーです。
センサーを口腔内に入れて、正しい角度で撮影することで、一本一本の歯が重なりがなく、歯の長さも概ね実際の長さで撮影することができます。
フィルム式などありますが、全身麻酔下での検査処置が行われる動物歯科では時短を優先して、このセンサータイプを使用しています。
医療用モニターの紹介の写真の右に写っているのがこれで撮影したレントゲン画像ですが1本1本の歯を読影できるでしょう?

歯科レントゲン照射機
歯科レントゲン検査は、センサーと被写体と照射機の全てを最適な位置、角度で撮らなければなりません。
また、根管治療では同じ位置で何度も撮影しますので、照射機は片手でも操作できるアーム式を使っています。
センサーとの相性も良く、0.02~0.05secで撮影でき被曝量も最小限です。

生体モニター、人工呼吸器、吸入麻酔器
生体モニター(赤枠)・人工呼吸器(黄枠)・吸入麻酔器(青枠)
これらが、全身麻酔の基本的なセットなります。
生体モニターは、患者さんの、今の血圧、心拍数、酸素濃度、体温、呼吸数、麻酔の濃度などが、リアルタイムで表示されます。
人工呼吸器は、呼吸数が少ないときや酸素濃度が低いときにに使います。
吸入麻酔器は、全身麻酔を行うための器械で酸素ボンベから、流れてくる酸素に吸入麻酔薬を気化させます。
流す量はダイヤルで調整できるようになっていて、手術が終わったらオフにします。通常の健康な動物であれば、5〜10分程度で目が覚めてくれます。
この3つの器械が、全身麻酔の基本となりますが、疼痛管理はまた別に考えてあげる必要があります。
安全な麻酔疼痛管理は、やはり、器械が整っていて、様々な薬を併用して行うのが理想です。

加湿器
麻酔や処置により下がりがちになる体温を上げるためのものです。

ルーペ(拡大鏡)2.5倍
これは自分が見たいものを大きく見るためのもので、一般的な歯科処置や骨折手術で使います。
42cmの焦点距離になっているので、近過ぎても遠過ぎても見えません。
このことにより、姿勢が正しくなり、長時間の処置をすることができるようになります。

ルーペ(拡大鏡)5.5倍
こちらは2.5倍よりさらに大きく拡大できますが、その分、焦点距離は非常に厳密です。
同様の拡大は、比較的低倍率のマイクロスコープ(手術用顕微鏡)で得ることができ、マイクロスコープの方が焦点距離は幅があるので、出張時や機動性が求められる時にこのルーペを使用しています。
もう一つ、2.5倍ルーペよりも重いので、長時間の処置ではちょっとしんどいですねぇ。

マイクロスコープ:手術用顕微鏡
顕微鏡というと、血球や微生物を大きくしてみるものが一般的ですが、この顕微鏡は手術の処置の際に使用します。
特殊な構造により、焦点距離が10cmほど余裕があります。
この余裕があることで、ルーペよりも使いやすくなっています。

医療用LED:無影灯
手術・処置の際に術野を明るく照らす無影灯は、LEDを使うことでより明るくコンパクトになりました。
色調や明るさや照らす範囲を細かく設定することができ、歯科用レントゲンやマイクロスコープを併用しやすくなっています。